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- 事業のこれから
研究開発・新ビジネス開発
RESEARCH and DEVELOPMENT
RESEARCH and DEVELOPMENT
TSUBAKIでは4つの分野を中心に事業を展開しています。いずれも好調であり、恵まれた事業環境を享受しているといえるでしょう。しかし、技術も世界情勢もめまぐるしく移り変わっていく現状にあって、現在の事業環境が今後も続くという保証はどこにもありません。むしろ、事業環境は必ず変化するものであり、しかもその変化の速度は年々速くなっているというのが現実です。このため、既存の事業領域においても、商品や事業内容を環境の変化に応じて進化させています。ただ、これだけでは万一事業領域そのものが危機に立たされた場合、打つ手がなくなってしまいます。何があっても会社を継続的に発展させていくためには、従来にない新しい事業領域に踏み出していく必要もあるのです。
研究開発・新ビジネス開発は、この「従来にない新しい事業領域に踏み出していく」という課題を担う組織です。将来を見越した、「現在の延長線上ではない」技術や事業の先行開発を行い、常にTSUBAKIとしての次の展開を模索しています。
研究開発・新ビジネス開発では、4つの事業の技術部門からの依頼や相談に応えるという役割も担っています。このため、「チェーン」「モーションコントロール」「モビリティ」「マテハン」という4つの事業や商品に関する主要技術について、広範囲で高いレベルの専門知識と周辺技術を培い、それを常にアップデートして、“技術の用心棒”としての役割を完璧に果たせるようにしていかなければなりません。
さらに、社内の現有技術を俯瞰的に把握して、各部門に必要な方向性を示すことができるような、“技術の中央管制塔”としての機能も担っていきたいと構想しています。そのために各事業部門とのコミュニケーションを活発に行う一方で、社外の研究機関などとも人的交流を含めた共同研究・共同開発の枠を最大限に活用していきます。
こうして社内外の情勢をしっかりと把握しつつ、最も大事なこととして、“社内で一番遠い将来をにらんで先手を打ち続ける”ことのできる部署でありたいと考えています。
研究開発・新ビジネス開発では、会社固有の技術をベースとしながら、社内で誰もやったことがない技術に挑戦できる人材を求めています。社内初ということは助言を仰げる先輩が一人もいないということです。そうした孤独な状況を楽しみに変えてしまえる強さを持っていなければなりません。さらに、本質を見抜く目を持ち、分野の壁にとらわれず柔軟に「この考え方があそこに応用できるのではないだろうか」と発想できることも大切です。基礎学力はあるに越したことはありませんが、入社後に挽回することは十分に可能です。
TSUBAKIは世界シェアトップを誇るチェーンをコアに、どんどん事業領域を拡大しています。その急先鋒となる部門で新技術の探索を行い、新事業を生み出す仕事にぜひ挑戦してください。ここには、大学での専門分野とは全く異なる領域で押しも押されもせぬキーマンとなっている人がたくさんいます。必要なのは知識よりも変化に対する好奇心と挑戦者スピリットです。一緒にこの会社を変えていきましょう。