喜びの声が大きなやりがいに
技術部 生産技術課
S.M.
2010年度入社/機械工学科卒

01
私がこの会社を選んだ理由、ここが決め手
この会社を選んで
正解だったと思えた出来事
理系ですから「椿本」の名前は知っていましたので、学内の企業説明会であらためて興味を持ったのが最初でした。モノづくりできるところと、実家からとても近いのが大きな決め手でした。
そんな志望動機でも、入社直後、ある光景に遭遇し、この会社に入って良かったと思ったことがありました。それは当時の社長が、工場の現場で技術者たちと談笑していたのです。実に楽しそうに、時には真剣な眼差しで。ここのトップは現場を見て回り、机上や会議室だけの方ではないのだと。すごく身近に感じて、ここを選んで正解だったと感じました。

02 これが私の仕事
設備の新規設計、
改造などを手掛けています
当社の多品種変量生産体制に合わせて、工場内の設備の新規設計、改造などを手掛けています。刷新する設備は、構想と打ち合わせを重ね、設計し、見積りを算出、そして製作となります。製作後は、設計した通り、現場の要求通りに動くのか、「組み立て調整」という確認作業を終えて初めて現場に引き渡しになります。この間、およそ半年。特殊な設備だと3年を費やしたことがありました。現場の声をよく聞いてよく考えること。いつも心掛けていることです。

03 だからこの仕事が好き!
現場の方に喜んでもらえると
大きなやりがいを感じます
私の部署は「革新係」という、少しユニークな名称です。これまでやったことのない、誰も思いつかない手法、設計、製作にチャレンジするチームです。
稀に特定のお客様から同じ特形チェーンで繰り返しオーダーをいただくことがあるのですが、そんな場合でもただ同じ製造方法ではなく、品質を維持しながらより効率的に、自動化できるところはないか、歩留まりを高くするには、といったことを考え抜きます。現場の方に「工程時間を短縮できたよ」とか、「これ、使いやすいな」と喜んでもらえたときは大きなやりがいを感じます。
また、設備の不具合があり、「原因はこれで、こうしたらいいのでは」と、その設備を設計した方に相談すると「その通りだ、正解だ」と言ってもらえた時は嬉しかったですね。以前なら到達できなかった、解決策に手が届くところまでに至った自分の成長をその時に実感できました。
今だから話せる、一番の失敗談
設計には失敗はつきものというぐらいの覚悟で日々取り組んでいます。新しいことに挑戦してもうまくいかないこともあります。そのことを上司に報告すると「こっちをやってみよう」「他の方法はないか調べてみよう」と実にフットワークが軽いので、ためらうことなく次にチャレンジできます。

04
ここが嬉しい!
私の職場
ロジックの大切さを学び、
設計する道筋が見えるようになった
メカに詳しいことでは右に出る人はおらず、今も嘱託で勤務されている大先輩がおられます。その方に、困ったことや疑問に思うことを聞くと「考えたのか?調べたのか?」と逆に問われました。
自分で一生懸命に考えて、考えて、自分なりの答えを出さなければ成長できません。「こういうことだと思います」と持っていく。「そうだな」となればいいのですが、「違うな」となればまた考える。そうやってロジックの大切さを学んだおかげで、設計する方向性というか道筋が見えるようになったと思います。
それと入社当時の社長が現場に赴くというスタイル。現場とのコミュニケーションなしでいい設計はできません。そういったことが学べる環境がここにはあるのです。

05 こんな後輩に来てほしい!
現場の声を聞いて考えるのが好きな人
設備設計の仕事は、過去がこうだったから同じようにこうした、では通用しません。今の現場の声を聞いて考えること。それが大切です。ロジックを考えるのが好きな人と一緒に仕事がしたいですね。

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