タイヤ製造の成型工程で活躍するつばき製品
タイヤ製造
成型工程
タイヤを構成するトレッド、カーカス、ビードなど部材を集積し、ドラムに巻付け貼付けし、タイヤの形状に成型します。この工程で成型されたタイヤは柔らかい状態で、生タイヤ(グリーンタイヤ)と呼ばれています。
部材の供給機には、つばきのプラスチックモジュラーチェーン、パワーシリンダが採用されています。
部材供給機 - プラスチックモジュラーチェーン WT1907-K形 レイズドリブタイプ -
シート状の部材をカットし、タイヤを成型するドラムに自動供給します。
エスカレータ乗継部のようなクシ歯状のプレートとの組合せで、乗継部での隙間をゼロにしたプラスチックチェーンです。
ゴムシート先端の巻き込みを防止します。
- 巻き込みゼロ
- WT1907-K形の特長
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- チェーンピッチ19.05mm、リンク高さ14.3mm
- 部品はすべてプラスチック製で軽量
- 切継ぎはドライバー1本で、 部分交換可能
部材供給機 - パワーシリンダ -
カットされた部材を、タイヤを成型するドラムに供給するテーブルを伸縮します。
ボールネジや台形ネジを用いた電動式のシリンダです。
静粛性に優れ、インダクションモータでネジを回転させ、ロッドを前進後退するため、安定した速度で運動が可能です。
- 速度安定性
- 静粛