トルクリミタークラッチ要素開発中

  • テーパリング式
  • ロールオーバーカム式
  • スリップカム式

トルクリミタークラッチは、過負荷時に過剰トルクの伝達を防ぎ、機械装置を保護する装置です。
お客様の要望に合わせられる様、つばきでは3種の製品を開発中です。

お客様の製品の小型化・低コスト化・省エネ化に貢献

リーフレット

トルクリミタ―クラッチ

Design of the future Design of the future

製品ラインアップ

テーパリング式 トルクリミタークラッチ開発中

製品構造

コンパクトさと耐久性を追求したモデル

リミット機構の仕組み

設定トルク以上になると、内輪側でスリップが起こり、内外輪間のトルク伝達を制限

  • ①トルク伝達

    通常トルク発生時は、アウター/インナーリングを介して内外輪のトルク伝達を行っている。

  • ②過大トルク入力

    過大トルクが入力されると、アウター/インナーリング間に強い力が加わる。

  • ③トルク開放

    一定の力を超えると、インナーリングとシャフトが滑ってトルクを逃がす。

トルク伝達グラフ(テーパリング式)

ロールオーバーカム式 トルクリミタークラッチ要素開発中

製品構造

1way機能を搭載!耐久性を追求したモデル

リミット機構の仕組み

設定トルク以上になると、カムがロールオーバーし、内外輪間のトルク伝達を遮断

  • ①トルク伝達

    内輪から入力されて、カムを介して外輪を回している。

  • ②過大トルク入力

    カムが反時計回りに回転。一定以上のトルクが加わるとロールオーバーする。

  • ③トルク開放

    カムがロールオーバーし、内外輪間のトルクの伝達を遮断する。
    スプリングにより、初期の姿勢へ戻る。

トルク伝達グラフ(ロールオーバーカム式)

スリップカム式 トルクリミタークラッチ要素開発中

製品構造

1way機能を搭載!高トルク対応モデル

リミット機構の仕組み

設定トルク以上になると、リミットリングによりカムの回転を止める内輪側がスリップし、内外輪のトルク伝達を制限

  • ①トルク伝達

    内輪から入力されて、カムを介して外輪を回している。

  • ②過大トルク入力

    カムが反時計回りに回転し、リミットリングに接触する。

  • ③トルク開放

    設定トルク以上になると、内輪が時計周りに滑り、トルクを逃がす。

トルク伝達

適用案

e-Axle 駆動ユニット

悪路走行時などのタイヤからの衝撃荷重をリミットし、各部品およびユニット全体の小型化に貢献することが可能です。

その他、電動サンルーフ/サンシェード/リトラクタブルハードトップ/e-Bikeなどの過負荷保護やLSDの代替など、用途の可能性は多岐に渡ると考えます。
こんな事に使えないか?などのご要望がございましたら、お気軽にご相談下さい。

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持続可能な社会の実現に向けて

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