パーキングロッククラッチ

  • ローララチェット

AT車、xEV車のシフトレバーをPレンジにした際に、
車輪が回転しないようトランスミッションやe-Axle内部で回転をロックする機構です。
ローララチェットクラッチを用いた独自のシステムをご提案します。

リーフレット

パーキングロック用クラッチ

Step up to next level safety Step up to next level safety

仕組み

主な部品は、内輪・外輪・セレクタ・ローラ・スプリングで構成され、 クラッチのローラー位置をセレクタにて制御することでフリー/ロックを切り替えます。
アクチュエータとロッドとの組合せで作動し、運転時フリー(OFF)/駐車時ロック(ON)となるシンプルなモード切替を実現しています。

特長

パーキングロック特有の機能を小型クラッチユニットに集約

  • ロック待機モード

    ロッドに組み込まれたスプリングにより、半端噛み合い時にも切り替えられるようロック待機機構も備えています。

  • ロックモードからの発信

    内外輪のローラ挟み部に角度をつけ、坂道等での重量負荷時でもセレクタ解除とともに、ローラが解除されスムーズな切り替えが可能です。

  • 誤作動防止

    内輪面取りによってローラを弾くことで誤作動による急激なロックを防止するセーフティ機能を備えています。

  • 低ドラッグトルク

    内外輪にスキマを確保することで走行時ローラと内輪が非接触になり低ドラッグトルクを実現しています。

  • 停車時の低バックラッシ+確実なロック

    セレクタによってローラの飛びだしをロックするため、タイヤ入力によって解除されません。

クラッチ機構のユニット化による部品点数削減、コンパクト化

コンパクト化・軽量化→パーキングロック専有面積 25%縮小 (当社調べ)

部品点数及び組み立て工数削減→ユニット部品 70%低減 (当社調べ)

25%コンパクト化に貢献

ケース本体の加工コスト低減→加工部位 75%低減 (当社調べ)

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