ユニー弥富物流センター
まとめ投入可能な設備で、能力UPと手作業削減に貢献
リニソートS-E
- 取扱品目
- アパレル
- 取扱単位
- ピース品
- 作業
- 大量仕分け
概要
当センターは、ユニー様のDC(在庫型)センターです。
ユニー株式会社様は、衣・食・住・余暇にわたる総合小売業のチェーンストアで、東北・関東・信越・北陸・近畿に227店舗(2012年2月21日現在)を展開されています。
ユニー弥富物流センター 概要
- 本社所在地
- 〒498-0003 愛知県海部郡弥富町大字前ケ平字川北1742-11
- TEL
- 経由業務 0567-67-7222/ラック業務 0567-67-7373
- センター設立
- 平成15年8月18日
- センター事業内容
- 衣料品の仕分け、発送
納入前の課題
出荷量増大に伴う能力不足と他社製設備撤退に苦慮…
出荷量がかなり増大し、他社製ピースソータ、3台だけでは対応できなくなってきました。既設設備は、商品を1つ1つトレイに入れる仕様のため、繁忙期は作業時間が大幅に増加します。
また、他社製ソータは仕分けできる商品サイズが小さく、手作業で仕分けを行う比率も高く作業時間が余分にかかっていました。
そして、他社製ピースソータが販売を撤退するということもあり今後のメンテナンス対応に不安を感じておられました。能力は今後の出荷量増に対応するために、現状維持ないし能力アップが必要と考えました。
問題点
- 出荷量増に伴い、既設設備では対応能力が不足。
- 大きい商品は仕分け設備では搬送できず、手作業による仕分けを実施。
⇒作業時間増 - 既設設備の販売撤退によるメンテナンス対応の不安。
- 早急の出荷量増大対応のため、短期間での新しい設備への置き換えが必須。
ソリューション
まとめ投入可能な設備導入で、能力アップを実現!
仕分け能力~既設設備より約1.4倍以上に~
当社がご提案したリニソートS-Eは、2台で13,500個/時(1台あたり6,750個/時)の能力をもち、1つのトレイには複数の同じ商品を載せることが可能です。既存の他社ピースソータより約1.4倍以上の能力持つため、仕分け時間の30%減に貢献しております。
また、ループ式を採用しているので、リジェクトされることがなく、作業効率が向上します。
既設設備ピースソータ
約14,000個/時(ピースソータ3台)
リニソートS-E
- 約13,500個/時(リニソートS-E 2台)
- 1つのトレイにまとめて投入が可能
手作業を機械作業へ~既設設備に比べ150%の商品が機械での仕分けに対応~
トレイサイズを従来のものより大きく設計し材質を樹脂製にしたことで、今まで手作業で仕分けしていた大きな商品もリニソートS-Eで仕分けることが可能となりました。手作業の削減は作業費削減へとつながります。
また、樹脂製なので軽く、モータ数を削減し電気代を減らすことができるうえ、メンテナンス作業も減るなどさまざまなメリットがあります。
既設設備だと…
大きな商品は手作業!
リニソートS-E
- トレイが従来のものより大きい
- 従来は手作業で仕分けしていた大きい商品も仕分け可能
- モータ数が少なく省エネ、メンテナンスコスト減
出荷完了ボタンを押すと出荷ラベルが出てくるのでラベル貼りミスがない
従来は、商品が梱包された箱とオリコンが出荷ヤード前に運び、作業員がラベルを貼る箱とオリコンを探すので、作業効率の悪さやミスの発生などの問題がありました。
今回納入したシステムでは、商品を梱包し出荷完了ボタンを押すと、近くにあるラベラが出荷ラベルを自動発行します。作業員はそのラベルを梱包された箱、オリコンに貼り、リニソート下部のコンベヤに入れれば出荷されるため、ラベルを貼る時間が短縮されました。
当社システム納入の効果
まとめ投入可能による能力UPと手作業の削減が可能
- 作業員数が20%削減
- 能力が1.4倍増
- トレイが大きくなり今まで運べなかった大きい商品の50%が自動仕分け可能
- 作業時間が30%減
- ハンモック式シュートにしたことで大きな荷物がシュートされても衝撃が減少し、商品品質が維持される
出荷までの流れ
納入システム動画
特長
- 1台あたりの仕分け能力は6,750個/時
- トレイサイズを大きくすることで仕分けする商品幅を拡張
- 樹脂製トレイを採用したことによる省エネ化
- ハンモック式シュートによる商品シュート時の衝撃を軽減
搬送システム
持続可能な社会の実現に向けて
つばきグループは、「動かす」分野において社会の期待を超える価値を提供し、
社会から必要とされ続ける企業となることを目指します