導入事例Tsubaki-Link
婦人服衣料品メーカー
より少ない追加投資で繁忙期の能力を増強
- 【改善のポイント】
- 物量変動
- 省力化
- 出荷精度
- リードタイム
- 取扱品目: 衣料品
- 取扱単位: ピース品
- 作業: 少量仕分
- 利用商品: Tsubaki-Link
事例概要
当センター様は、自社製品のDCセンターです。インナーウェアを製造・在庫し、小売店舗に対して出荷されています。
これまでは、ソータを使って店舗向けに種まき式仕分をしていましたが、出荷量が増えたため、繁忙期の処理能力が不足していました。
既設ソータを補完できる処理能力を確保したソータよりも安価な「Tsubaki-Link」を採用することで、スペースの増加無く、低コストで、作業効率化を実現しました。
ご提案した製品/ソリューション
ハンディターミナルに、ソータが持つ仕分プログラムを搭載。
種まき機能、摘み取り機能、検品機能を兼ね揃えており、ピッキング作業効率化、サービス品質も向上。
導入前のお客様の課題
物量の増加は、売上増加の絶好の機会。設備導入がボトルネックとなって処理能力が不足すると、小売店舗様の要望に応えられず、機会損失となります。
当センターの出荷量が増加したことにより、既設ソータを駆使しても多くの処理時間を要していました。繁忙期になると作業者が必要で、人件費も増えてしまいます。そのうえ、人手作業とソータ作業の2つに作業内容が分かれるため、仕分実績データの突合せが困難で、サービス品質の確保が難しくなります。
そのためにソータを改造するとなると、80シュートも増設しないとならず、設備投資額は多大になります。また、固定設備はMaxの物量で計画すると、過剰投資になるばかりか、物量減少時に固定費の負担が増します。
ソリューション
【既存ソータとTsubaki-Link採用のコラボレーション】
ソータよりも安価なTsubaki-Linkを採用することで、既設ソータの能力を補完しました。
Tsubaki‐Linkはソータに比べて、管理パソコン、プリンター、アクセスポイント、ハンディーターミナル、充電器といった安価な機器で構成されています。
設備を増設するよりも低いコストで、しかも短納期でシステムを導入することができました。
【出荷までの流れ】
- 必要機器はハンディターミナルとPCだけ。しかも既設仕分けソフトが流用できるので、設備費は安価。
- バッチ処理の進捗情報は、ソータとハンディターミナルで共有
導入効果
- 既設ソータを補完できる処理能力を確保出来ました。
- 特に繁忙期において、作業効率がアップし残業時間が削減されました。
- 固定設備ではないので、スペースを増加することなく、任意の空きスペースに段ボールを並べて種まきが可能になりました。
利用製品、ソリューションの特徴
ハンディターミナルに、ソータが持つ仕分プログラムを搭載。
種まき機能、摘み取り機能、検品機能を兼ね揃えており、ピッキング作業効率化、サービス品質も向上。
①ローコスト
②かんたん導入
③マテハンリンケージ(マテハンへの拡張がすぐに可能)
④仕分けのつばき独自の機能(検品機能、出荷精度万全などのオプション付)