研究開発
つばきグループは、長期ビジョンに掲げる「社会課題の解決」に向けて、高機能化と高度オートメーション化につながる技術領域 “Linked Automation” の確立を目指しています。
つばきの技術
パーツからユニット、モジュール、システムまで、つばきの幅広い事業展開は世界でも稀有な存在であり、大きな強みです。モノづくり企業として技術分野の強化・拡大を図ると同時に、次世代を見据えた融合技術の研究開発を進めています。
融合技術
当社グループは、これまでに培ってきたコア技術をベースに、自社の持つ技術優位性を発揮する技術と今後必要な技術を融合させ、社会課題の解決を目指します。
つばきの技術優位性を発揮する技術
-
機械設計技術
巻きかけ伝動や自動車関連部品・ユニットなど高い信頼性を要求される機械・機構の設計技術。機械メーカとしての基盤となる技術開発を推進しています
-
高機能化技術
チェーンやモビリティ製品などの高機能・高信頼性を実現するための材料技術。当社製品の高機能化を実現する技術開発を行っています
-
電動化技術
モータなどの駆動部品やシステム化されたアプリケーションの制御技術。部品からユニット、システムまで幅広い範囲をカバーし顧客の要望に応えていきます
社会課題の解決に必要な技術
-
自動化技術
アシスト機器(ヘルスケア等)、ソフトロボティクス、IoT/AI活用、高機能制御、センシング、情報通信、流通無人化、アグリやライフサイエンスなどの最先端自動化・無人化技術
-
環境技術
省エネルギー化に向けて、長寿命、軽量化、小型化、高強度化、静音化、新材料活用を追求する環境技術(最適化や評価技術、システム化技術も含む)
-
複合化技術
各事業部門の技術や他企業技術を連携、あるいは機械、制御、情報技術を組み合わせるなど、異なる機能を持つ複数の機器や設備を最適化・一体化する技術
研究開発体制
社会的意義の深い高付加価値商品開発のため、研究開発センターを中心に産産・産学の共創体制を強化しています。
研究開発センターの機能
新技術創造 | 独自性の高い技術による優位性のある商品開発 |
---|---|
技術開発 | 機構・構造、材料・表面処理、摩擦・摩耗・潤滑、AI、アグリ、バイオマスなど当社技術分野の強化 |
知的財産戦略 | 事業部門と一体となった知財戦略のグローバル展開 |
当社グループ内での共創 | グループ各社・事業部門からの受託テーマ(新商品)の開発、先端技術等の水平展開、技術展示会による価値創造など |
研究開発費および売上高研究開発費比率の推移
イノベーション創出に向けて
つばきグループでは、オープンイノベーションの強化、事業部門とのヨコ串機能の強化など、様々な共創の機会、および技術者がイノベーションを創出するための環境を整備しています。
最新の研究開発テーマ
最新の研究開発テーマは、「つばきテクニカルレビュー(技術情報誌)」をご参照ください。
「つばきテクニカルレビュー(技術情報誌)」