長ストロークで使用可能な自立式フラットケーブルシステム
「つばきフラットベヤ™」新発売
2016/09/30
1.はじめに
株式会社椿本チエイン(社長:大原 靖、本社:大阪市北区)は、最長3メートルのストロークで使用可能な自立式フラットケーブルシステム「つばきフラットベヤ」を2016年10月1日より新発売します。(特許取得済)
フラットケーブル(他社製) | |
「つばきフラットベヤ™」 | フラットベヤ(つばき製) |
つばきフラットベヤは、フラットケーブルに対し移動ストロークを長くしたい、発塵等の問題によりケーブルベヤを使用できないというお客様のために開発した新しいケーブル・ホース支持・案内装置です。お客様の使用条件に応じて可動ケーブルや空圧用チューブ、サポートメンバ用カバーチューブを平型に接着し、当社独自のサポートメンバを組込んだ状態で提供します。
サポートメンバ(密閉カバーチューブ内に組込み)は、一方向に指定の屈曲半径で曲がる構造のため、ケーブルベヤ同様、確実な軌道を維持し、安定した動作でケーブル類を支持・案内します。さらに、滑らかな屈曲により、低騒音・低発塵を実現しました。
つばきフラットベヤにより、装置の発塵・防音対策の簡素化が可能となり、トータルコスト削減につながります。また、シンプルな構造により軽量化・省スペース化に貢献します。
※この新商品は、当社独自で設定したエコ評価基準をクリアした商品です。
2.特長
- (1) 長ストロークで使用可能
独自のショートピッチ構造のサポートメンバ内蔵により、最大3mの移動ストロークで使用可能です。
- (2) はね上がり抑制
高速稼働条件下でも、ケーブルの最小曲げ半径を確保しながら、はね上がりを抑制し、スムーズな走行を実現します。
- (3) 業界トップレベルの低発塵
ケーブルやチューブ等を平型に接着した構造により、ケーブル・チューブ同士の摩擦を防止します。さらに、サポートメンバをカバーチューブ内に収納する構造で、低発塵化を実現します。
※当社試験にて「クリーン度ISOクラス2相当」。
- (4) 低騒音
独自のショートピッチ構造のサポートメンバ内蔵により、稼働時の騒音を低減します。
3.用途
高いクリーン度を必要とする液晶・半導体製造装置、検査装置、医療機器、医薬品製造装置など
4.発売品種
屈曲半径の種類:R40、R70、R100、R130mm
※最大移動ストローク:3m(R100、R130の場合)
5.納期
受注生産
6.価格
都度見積
【参考】
■本件についてのお問い合わせ先
株式会社椿本チエイン 社長室 広報・IR課
〒530-0005 大阪市北区中之島3-3-3 中之島三井ビルディング
TEL 06-6441-0054 FAX 06-6441-0203
E-mail :
■お客様からのお問い合わせ先
つばきケーブルベヤ「お客様お問い合わせ窓口」専用ダイヤル TEL 0120-628-289